世界最小の犬種として知られるチワワ(Chihuahua)。
理想体重が1〜2kgとされ、両手のひらに乗ってしまうほどの小さな犬チワワは、
愛玩犬として人々に親しまれています。
ポケットに入るくらいの小ささであることから、ポケットドッグなどと呼ばれています。
とても小さいので、抱っこしたりバッグに入れて飼い主と一緒にどこへでも行けます。
ショッピングやドライブ・旅行など、飼い主との密着度が非常に高い犬です。
体が小さいことがチワワの最大の特徴ですが、
明快で利口な性格や、育てやすさ、豊富なカラーなどもチワワの魅力です。
チワワは体臭が比較的少なく、
被毛の手入れもブラッシングとシャンプーだけでよく、手がかかりません。
運動量が少なくてすむので、散歩の距離や時間が短く、
飼い主の生活ペースを乱されることのない育てやすい犬として定評があります。
チワワが日本において人気犬種となったのは、1970年代の初め。
小型で個性豊かなチワワは飼い主のライフスタイルを選ばないことから、
今では人気犬種ベストテンの常連。
コンパニオン犬としてトップクラスの人気を誇っています。
近年は長毛の小型犬種に人気が集まっており、
柔らかで優美な長毛のロングコート・チワワが人気です。
チワワは明るく元気で、自立心・好奇心旺盛な犬です。
動作は機敏で、なかなかの勝ち気な性格。
小さな体で大きな犬に立ち向かっていくような勇敢さもみられます。
チワワは利口で物覚えが良く、飼い主の言葉や態度をよく理解しています。
飼い主に対して忠実な犬です。
用心深く神経質なため、誰にでも愛想よく振る舞うということはありません。
多くのチワワは1人の飼い主や家族だけに愛情を注ぐ傾向があります。
飼い主が他の犬を可愛がったり、飼い主の愛情や注目が薄れていると感じると、
やきもちを焼くような一面もあります。
基本的にチワワは警戒心が強いので、小さな体の割にはよく通る声で吠えたりします。
チワワには「クラクション犬」という別名があるように、
自分や飼い主を守るために吠えまくる習性があるのです。
神経質に吠え続けたり噛み付いたりしないようにしつけをすることが大切です。
注意しなければいけない点としては、チワワがあまりにも小さな体で愛くるしいため、
飼い主や家族が甘やかしすぎてしまうケースがあります。
過保護に抱っこし続けたりしていると、
わがままで扱いにくいチワワになってしまいますので、
小さいうちからしっかりとしつけ、主従関係を築くようにしましょう。
チワワは、子犬時代は活発に遊びますが、
成犬になるとあまり遊んだりいたずらをしたりすることがなくなります。
自立心が強いので、おとなしくひとりで遊ぶことができます。
ひとりでいてもあまりストレスを溜めないため、
日中留守番をさせることも比較的容易な犬種です。
チワワのルーツにはさまざまな説があり、現在も詳しく分かっていません。
メキシコ・中国・エジプトなど、チワワの起源は諸説あり、謎だらけですが、
中でも最も有力なのはメキシコ説です。
9世紀頃、メキシコの先住民族のトルテック族が、
テチチ(Techichi)と呼ばれる小型の犬を飼育していました。
この犬が、現在のチワワの原型ではないかといわれています。
テチチは、アステカ文明の時代には、王族など富裕層によって飼われ、
被毛色によって宗教的なまつりごとに使われていました。
特にブルーの毛色のテチチは神聖視されていたと言われます。
中国起源説については、中国にいた犬がスペイン人によって新大陸へ持ち出され、
その後現地の犬との交配を経て現在のチワワになったといわれています。
こちらの説も有力ではありますが、
いずれにせよ、チワワの起源については常に論争が絶えず、
いまだ明らかにされていません。
チワワという犬種名は、1850年代にアメリカ人がメキシコの
「チワワ市」から持ち帰ったことが名前の由来になっています。
その後アメリカの繁殖者により、より小型に改良され、1
904年にアメリカンケンネルクラブに登録され、
世界一小さな愛玩犬として犬種が固定されました。
日本では1970年代より人気犬種となりました。
小型で飼育がしやすいことから常に上位の人気を誇っています。